戦争獣戦争 (創元日本SF叢書)
山田 正紀 / 本
戦争獣戦争 (創元日本SF叢書) pdfダウンロード - 山田 正紀による戦争獣戦争 (創元日本SF叢書)は東京創元社 (2019/10/30)によって公開されました。 これには432ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、5人の読者から3.7の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
戦争獣戦争 (創元日本SF叢書) の詳細
この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、戦争獣戦争 (創元日本SF叢書)の詳細を以下に示しますので、参考にしてください。
タイトル : 戦争獣戦争 (創元日本SF叢書)
作者 : 山田 正紀
ISBN-104488018378
発売日2019/10/30
カテゴリー本
ファイル名 : 戦争獣戦争-創元日本sf叢書.pdf
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戦争獣戦争 (創元日本SF叢書) pdfダウンロード - 内容紹介 戦争によって増大するエントロピーを喰らう巨大情報構築体<戦争獣>“想像できないことを想像する"SFの粋を極めた書き下ろし最新巨編1994年、北朝鮮・寧辺の核燃料保有施設を訪れた、国際原子力機関の核特別査察官である蒔野亮子は、使用済み核燃料の沈むプールの中で謎めいた生物が泳ぐ様を目撃する――それは戦争によって文明という負のエントロピーを正のエントロピーに“精算"する際に誕生する四次元生命体〈戦争獣〉。生態系ならぬ死態系に潜む死命(シノチ)の最優勢種である彼等は、永遠の闘争を生きる種族「異人(ホカヒビト)」のみが扱える。奔放な想像力が生み出す本格SFの新たな傑作! 内容(「BOOK」データベースより) 北朝鮮・寧辺の使用済み核燃料保管施設の貯蔵プール。その中で謎めいた生物が泳ぐ様が確認された―それは戦争によって文明という負のエントロピーを正のエントロピーに“清算”する際に誕生する、四次元高時空域座標の存在“戦争獣”。生態系ならぬ死態系に潜む死命の最優勢種である彼等は、最終・究極戦争に至る闘争を至上目的とする“異人”のみが操ることが出来るという。デビュー時の言葉「想像できないことを想像する」を体現せしめた書き下ろしSF巨編! 商品の説明をすべて表示する
カテゴリー: 本
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1945年8月6日と9日、増大するエントロピーを餌とする戦争獣が生まれた。刺青獣を身に宿した異人(ホカヒビト)たちは、果てしない闘争を繰り返す。その果てには何が待つのか。近年の山田正紀には失望させられることが多かったが、本作は久しぶりに物語に引き込まれた。SFガジェットによって語られるもうひとつの近代史である。メインとなるのが朝鮮戦争というのが斬新だ。数十年間の「現在」を体感するというアイデアには驚嘆した。過去や未来に旅するのではない。すべてが「今」なのだ。台湾山地民族をモチーフにした叛族のディテールが興味深い。オ・ジオンと冬二が闘争するあたりが一番面白かった。「宝石泥棒」の興奮が蘇える!理系要素が尖鋭的すぎて、完全には理解できなかった。通常ならわからないものは退屈だ。だからイーガンも円城塔も苦手だ。が、本作は面白かった。物語の力とガジェットの魅力が、理論の難解さを圧倒している。異人のひとりがメインのストーリーにまったく絡まないのは、構成ミスか。このキャラは不要だったのでは。山田正紀健在を実感する嬉しい一冊だった。
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